広報誌『四季彩』2022年 秋号

公開日時:2022.11.09

カテゴリー:広報誌

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基本理念

私たちは「至誠天に通ず」の精神に徹し、医療に携わる私達と患者の皆様、
相互の愛情と信頼に基づく医療・看護・介護を実施し地域医療の向上を目指します。

基本方針

安心で安全な医療サービスを提供します
患者様のご要望に可能な限り添えるよう努力します
質の高い医療を提供できるよう、職員一同研修研鑽し、日々最大限の精進をします
医療関係機関と連携し、一貫した医療の提供に努めます

糖尿病について

今回は、糖尿病(主に2型糖尿病)について皆さまにお話しさせて頂きます。

コロナ禍において、私達の生活は大きく変わりましたが、その変化した生活の中で、糖尿病と診断された方が増えているという調査結果もあります。皆様も是非一度、糖尿病について考えてみませんか?

糖尿病とは?

体内に取り込まれた食物は、消化されて様々な栄養分に分解されます。その中の”糖”は“膵臓”で作られる”インスリン”という物質によって、筋肉などでエネルギー源として利用されます。何らかの原因でこのインスリンが”作られない“、”量が少ない“、”作られるがうまく作用しない“等で、血液内の血糖値がずっと高い状態にあったり、尿にまで”糖”があふれ出てしまう状態が続いている病気を言います。

糖尿病の怖さ

糖尿病で一番怖いのは、自覚症状の無いまま、深刻な合併症を引き起こす事です。糖尿病の合併症は次のようなものがあります。

これらは、血中に残り続けた“糖”が体の各部の血管を傷つけたり、そこにコレステロールが溜まり血管を詰まらせる(動脈硬化)ために起こります。血管は体の中のあらゆる箇所に繋がっているので、様々な病気の原因となります。これが糖尿病の一番の怖さです。

糖尿病の原因と対応

糖尿病は1型と2型に分けられます。そのうち、日本人の糖尿病患者の95%が当てはまる2型は、いわゆる「生活習慣病」に分類され、食事の取りすぎやバランスの悪さ、運動が不足しているときの生活習慣によって引き起こされると言われています。投薬等も行いますが、食事療法や生活習慣の改善を行う事がとても大切です。

糖尿病は、自覚症状が薄いままに深刻な病気を引き起こす引き金となってしまう事がとても恐ろしい病気です。
定期的な健康診断を受けて、自分の体の状態をきちんと把握し、偏った食事や暴飲暴食をやめて、バランスの良い食事を心がけて、運動も積極的に行いましょう。

当院では、医師の指示のもと、管理栄養士による食事指導も可能です。何をどう食べたら良いか分からない。
自分が何Kcal食べているか、何Kcalまで食べて良いか分からない等ありましたら、ご相談下さい。

糖尿病食の基本は“バランスのいい食事”です!

食べ方のポイント

糖尿病の方におすすめ食材!

おすすめ食材を使ったこんな料理はいかがですか?

  1. 玉ねぎはスライス、トマトはヘタを取り、くし切りにする。まいたけは石づきをとり、ほぐす。
  2. ブロッコリーは小房にわけ、ゆでておく。豚肉を食べやすいサイズに切る。
  3. タレの材料を混ぜ合わせる。
  4. フライパンに油を入れ、豚肉を広げるように炒め、塩コショウを振り、別皿に上げる。
  5. といた卵をフライパンに入れ、火が通りすぎないようにスクランブルエッグにし、別皿に上げる。
  6. 玉ねぎを炒めて透き通ってきたら、まいたけを入れ、タレを入れ煮詰める。トマト・豚肉・卵をいれ軽く混ぜる。
  7. 6を皿に盛り、ブロッコリーを盛り付けたら、出来上がり。

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